
「うちの子、勉強が続かない…」

「家庭学習の時間がバラバラで定着しない…」
──そんな悩み、ありませんか?
中学生で塾に行かず、家庭学習だけで成績を上げるのは難しそうに感じますよね。
わが家では、塾も通信教育も使わず、5教科でいつも450点以上・通知表オール5をキープしています。
特別な勉強法ではなく、“自然と続ける仕組み”を家庭の中に作っただけです。
この記事では、塾なしでも成績を上げるための「家庭学習を続ける3つの工夫」を紹介します。
- ワークは1つのテキストを2、3周し、一度に多くのワークをやらない
- やった勉強の見える化でやる気を継続させる
- 子どもが勉強に取り組みやすい環境を用意する
“やる気”より“仕組み”が家庭学習のカギ今日からできる3つの工夫で、毎日の勉強が自然に続きます。
① ワークを「2〜3周」して“終わらせない学習”にする
勉強がうまくいかない原因の多くは、「一度だけやって終わり」「問題集をいろいろやりすぎている」から。ワークは1回解いて終わりではなく、同じものを2〜3回して完成させるのがコツ。
1回目で解けなくても大丈夫!気にせず理解することを優先させます。
2回目、3回目は一度解いたことがある問題だからスピードアップできる。
これも勉強をやろうというやる気につながります。慣れてきたら他の問題集に手をつけます。
1回目で理解、2回目で定着、3回目で苦手克服。

あー!全然できない!

「間違っていい」「テストの時にあってれば大丈夫」
となんども声かけしています。
しっかり解けるようになるまでは同じ問題集を繰り返すのが大切です。
② 見える仕組みで“達成感”を育てる
わが家では、100個のクリップを使ってやった分の勉強を可視化しています。
- 容器A(クリップ100個入り)と容器B(空の容器)を用意。
- ワーク1ページ=クリップ1個(数学は大問1つにつきクリップ1個)を容器A→容器Bに移動させます。
- 容器Bが貯まったらお小遣いに
クリップ1個移動させるハードルをかなり低く設定し、その代わり金額もかなり少額にしています。(我が家は10円以下)
問題の数が多すぎたり難しすぎるとやる気がなくなるからです。
貯まったクリップを自分で見てこれだけやったんだという自信にもなります。目で見える成果があると、やる気に頼らず続けられます。

「こんなにやったんだね!すごい!」
親も褒めやすくなり子どもも嬉しそうにしています。

「やった分だけ見える“勉強貯金”💡」
欲しいものがあると勉強量が自然と増えます。
塾に通っていない分、お小遣いにできるし子どものやる気にもつながっています。
息子は文房具にハマっているので、お小遣いでシャーペンなどをよく買っています。
大好きなシャーペンで勉強できるようになると、ますます勉強時間が伸びて好循環です。
③ 勉強しやすい“流れ”を固定する
「時間」で縛るより、「流れ」で固定するのがコツ。
帰宅 → ちょっと休憩(5分) → ワーク→ 自由時間
この順番を毎日同じにすることで、習慣が自然に身につきます。最初は少ない量から初めて慣れてきたら自然とやる量は増えていきます。慣れない間は具体的なやるページを親が開いておくといいです。
親は「片づけ」「飲み物」など、始めやすい環境づくりだけサポート。

まとめ|やる気ではなく“仕組み”を育てよう
家庭学習を続けるには、「気合い」より「仕組み」が必要です。
ワークを回す・成果を見える化・流れを整える。
この3つを習慣にすれば、塾なしでも自然と結果がついてきます✨



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