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机に向かったと思ったら、10分後にはスマホを触っている。そんなお子さんの姿にため息が出ていませんか。
結論から言うと、集中できるかどうかは子どもの意志の強さより環境で決まる部分が大きい、というのがわが家の実感です。
わが家の息子は塾なしで5教科450点以上・オール5をキープしていますが、特別な集中力があるわけではありません。集中しやすい環境を先に作ってあるだけです。
この記事を読めば、今日からできる3つの環境づくりがわかります。「集中しなさい!」と怒らなくても、子どもが自分から机に向かう仕組みが作れますよ。

うちの子、机に向かってもすぐスマホ触っちゃって・・・集中力がないのかな。大丈夫かな?

わかる、うちもそうだったよ。でもね、集中力を鍛えるより環境を変えるほうが早かった。今日はわが家でやっている3つの環境づくりを紹介するね。
✔ この記事を書いた人
ゆるママ☑ 息子が塾なしオール5の母
(中1から継続中)
☑ 定期テストほぼ毎回450点超え
(学校ワーク3周法を実践)
☑ 薬剤師ワーママ
(働きながら家庭学習をサポート)
勉強する場所を固定して脳のスイッチを作る

1つめの工夫は、勉強する場所を毎日同じにすることです。
今日はリビング、明日は自分の部屋・・・と場所が変わると、「どこでやろうかな」と考えるだけで気力を使ってしまいます。集中は始める前から少しずつ削られているんですよね。
わが家は中2まで、ダイニングテーブルの一角を固定の学習スペースにしていました。専用のデスクチェアを1脚置いて、机の上には勉強道具だけ。余計なものは視界に入らないようにしていました。
この椅子に座ったら勉強モード、という合図を作るイメージです。毎日同じ場所で繰り返すうちに、座るだけで頭が切り替わるようになりました。
リビングと自分の部屋、どっちがいいの?
わが家の答えは最初はリビング、自分から勉強するようになってきたら部屋を準備するです。
うちの子は中2までずっとダイニングで勉強していました。
中3になって受験勉強に向けて、本人が「部屋で集中してやりたい」と言ったので、中3の夏に学習机を買って自分の部屋に切り替えました。
- 中2まではずっとここ
- 大人の気配で適度な緊張感
- わからない時すぐ聞ける
- 習慣がつくまで様子を見られる
- 中3の受験勉強から
- 本人が集中したいと言い出した
- 勉強の習慣がすでにできていた
- 長時間じっくり取り組める
ポイントは、どちらの時期も勉強する場所を一か所に決めていることです。
自分の部屋を準備するのは、本人が「集中したい」と言い出したときで十分かなと思います。
親が先回りして決めるより、うちの場合はこれが自然でした。
勉強場所づくりや椅子選びなど、始める前の準備は家庭学習を始める前にやっておきたい準備でくわしく紹介しています。
やった量を見える化して達成感を切らさない

2つめの工夫は、やった勉強の量を目に見える形にすることです。
集中が途切れやすい原因のひとつが、自分がどれだけやったかわからないこと。ゴールも進み具合も見えないまま走り続けるのは、大人でもしんどいですよね。
わが家で続けているのが、クリップを使ったごほうび瓶です。やり方は簡単です。
容器Aにクリップを100個入れておく。容器Bは空のまま。
数学は大問1つでクリップ1個。容器Aから容器Bへ移動。
クリップ1個=10円。貯まった分は自分の好きなものに使ってOK。

こんなにやったんだね!すごい!って親も褒めやすくなるよ。貯まったクリップが目に見えるのが良いみたい。
ハードルはかなり低く、そのかわり金額は少額に。
1ページでクリップ1個だから、少し頑張ればすぐ動きます。
この小さな達成感の積み重ねが、集中を保つ燃料になっています。
うちの息子は文房具が好きで、貯まったお小遣いでよくシャーペンを買っています。お気に入りのシャーペンで勉強するのがまた楽しくなる、という良い循環ができました。
スマホは意志ではなく物理で遠ざける

3つめの工夫は、勉強中のスマホを物理的にさわれない状態にすることです。
スマホは集中のいちばんの敵。机の上にあると、通知が鳴らなくても気になってしまいます。見ないように我慢する、という意志の力に頼ると、たいてい負けるんですよね。
わが家で使っているのは、時間が来るまで開かないタイマー式のボックスです。最初に「勉強するときはセットしてみたら?」と提案してやってみたところ、集中できて宿題も早く終わったようで、今では集中して取り組みたいときは自分からセットするようになりました。
ポイントは、親が取り上げるのではなく、本人が「このほうが早く終わる」と実感できたことです。一度効果を感じてからは、こちらが何も言わなくても自分で使うようになりました。わが家が実際に使っているボックスの感想は禁欲ボックスKEEPIN BOXの実体験レビューにまとめています。
環境を整えても手が止まるのは、わからない問題が原因かも

場所を固定して、見える化して、スマホも遠ざけた。それでも手が止まるときは、集中力ではなくわからない問題でつまずいていることが多いです。
解けない問題の前で何分も固まっていると、そこから集中が切れてぼーっとしたり、他のことを考え始めたりします。これは環境では解決できません。
わが家では、ワークを解いていてわからない問題が出たら、その単元の動画授業を見て理解し直すようにしています。使っているのはスタディサプリ中学講座です。
動画を最初から順番に見るのではなく、つまずいた単元だけをピンポイントで見るのがわが家のやり方です。あくまでワークが主役、動画はわからないところを埋める役。この順番なら、動画を見るだけで終わってしまうことも起きにくいです。わが家の使い方と正直な感想はスタディサプリ中学講座を実際に使ったレビューで紹介しています。
よくある質問Q&A
- Q学習机は買ったほうがいいですか?
- A
わが家は中2まで、学習机なしのダイニング固定席で回っていました。学習机を買ったのは中3の夏、受験勉強に向けて本人が部屋でやりたいと言い出したタイミングです。
最初から揃えるより、本人が必要と感じたときに買うほうが無駄がなかったです。始める前の準備は家庭学習を始める前の準備にまとめています。
- Qスマホを手放すのを嫌がったら?
- A
無理に取り上げるとケンカになるので、わが家は避けています。
うちの場合は「勉強するときはセットしてみたら?」と提案だけして、本人が集中できて宿題が早く終わったと実感したのがきっかけで、自分からセットするようになりました。
- Qどのくらい集中できれば十分ですか?
- A
時間の長さより、毎日同じ流れで机に向かえているかを大事にしています。
毎日のスケジュールの組み方は塾なし家庭学習のスケジュールと習慣化で紹介しています。
まとめ 集中できる環境は今日から作れる

そうなんだ!集中力を鍛えるんじゃなくて、環境を整えればいいんだね。場所の固定なら今日からできそう!
集中できないのは、お子さんのやる気や性格のせいではなく、環境の問題であることがほとんどです。環境がひとつ整うだけで、同じ勉強時間でも中身がぐっと濃くなりますよ。
まずは勉強する場所をひとつに決めるところから、試してみてくださいね。




