【学校ワーク中心の家庭学習ルーティン】問題集3周+クリップでやる気に頼らず成績UP

家庭学習の基本

テスト前、ワークが終わらない…。
1回解くだけで精一杯。
そんな悩み、ありませんか?

わが家の中2の息子は塾も通信教材も使っていません
それでも、5教科で450点以上をキープ1年生から通知表オール5を継続中。


特別な勉強ではなく、「学校ワークを中心に3周回す」というシンプルな方法を、続けられる仕組みで支えています。
※以下はあくまでわが家の体験共有です。効果には個人差があります。

  • 学校ワークを「3周」やる
  • 毎日続く「クリップお小遣い法」のやり方
  • 20秒で始められるようテキストを近くに置いておく

ワークは「終わらせる」ではなく「3周で完成させる」。
やる気に頼らず回る仕組みづくりがカギです。

① 家庭学習=学校ワークを“主役”にする

学校ワークとノートを広げて取り組む家庭学習の様子
授業内容とリンクする学校ワークを主役に。迷いが減り、着手が早くなります。

家庭学習の主役は学校で使うワーク我が家は問題集と解答をコピーしています。
教科書準拠なので「何をやるか」で迷いません。
ノートはまとめず、問題を解く回数を増やします。

② わが家の“ワーク3周ルール”

テスト前までに3周目が終わるようにします。

  1. 1周目(授業直後):その日の範囲を解く。間違いに★印。←ここ重要!
  2. 2周目(テスト3週間前目安):★だけやり直し+理解浅い箇所を追加。
  3. 3周目(テスト2週間前から):苦手問題だけを一気に最終チェック。

ポイントは、1回で完璧を狙わないこと。わからなかったらすぐ回答を見て理解します。
「3回かけて完成」させる前提にすると、回り始めが軽くなります。

③ クリップ100個で“見える化”する(モチベ維持)

勉強は見えないと続きにくい。そこでクリップを使います。

  • リップ100個を容器Aに入れる。容器Bは空。
  • ワーク1ページ=クリップ1個をA→Bへ移動。(数学は大問1ごと)
  • Bが満タンになったら、少額のお小遣いに換金

「これだけやった!」が目で見えるので、やる気に頼らず続く仕組みになります。

④ 毎日の進め方:時間ではなく“タスク”で決める

「今日は60分」より、「今日は数学ページ・理科1ページ」のように内容で管理
終わったら自由時間にでき、メリハリがつきます。

今日のToDo例
・英語ワーク 1ページ(1周目)
・理科ワーク★印(前回間違えた問題)だけ

⑤ 親の役目は「教える」より「整える」

  • 机の上を片づけておく(着手ハードルを下げる)
  • 筆記用具、問題集は20秒で取れるところに配置しておく
  • 口出しは控える(子どもにムダなストレスを与えない)

机のすぐ隣に棚を配置。すぐ取り出せるようにしています。問題を解いたら解答をすぐチェックできるようにファイルは分けています

親も「これやれと」と強制されるとやりたくなくなるもの。
完璧を求めず自主性を尊重します。環境と流れさえわかれば自ら取り組むようになります。

まとめ|3周で“完成”させるとテストがラクになる

テスト直前に焦って1周…より、普段から回して3周目で仕上げ
クリップ法で可視化すれば、毎日コツコツ続きます。

今日も1ページ、1クリップ。
小さな積み重ねが、安定した点数の土台になります。


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※本記事は筆者家庭の体験共有です。学習効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

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