「中学生になったら、やっぱり塾に行かせた方がいいのかな…」
「共働きだと、家での勉強までちゃんと見てあげられないかも…」
この不安、めちゃくちゃ分かります。
中学生って、急に世界が変わるんですよね。
- 授業が一気に難しくなる
- 定期テストで点数や順位がハッキリ出る
- 高校受験を意識し始める
しかも共働きだと、
- 送迎がきつい
- 費用もかかる
- 家のこともしないといけない
「できれば塾に頼らず、家庭学習で何とかしたい」でも、「やり方を間違えて成績が下がったら怖い」ここが一番の悩みポイントだと思います。
結論から言います。

塾なしでも、家庭学習だけで定期テスト450点(5教科平均90点)を目指すことは十分可能です。
むしろ定期テストは家庭学習の方が点数が上がりやすいと思っています。
私自身、高校時代は成績は下から2番でしたが家庭学習を模索し実践することで上位の成績を取ることができました。その経験を息子の家庭学習に取り入れています。
実際わが家の中2の息子は、今まで一度も塾に通わず、中学1年生の時から定期テスト450点以上/5教科オール5をキープしています。


息子は周りより1日の勉強時間はかなり少ないです。普段は宿題の自主学習と課題のみやっています。(1日30分〜1時間)
普段の勉強法を知りたい方はこちら

家庭学習のメリット
- わからないところに集中できる。わかるところは飛ばせる
- 時間があるから宿題、課題にしっかり時間が取れる。評価が上がりやすい
- 好きな時間・隙間時間に勉強できる
- 休憩をこまめに挟みながらもできるから疲れにくい
- 時間のムダがないから睡眠時間。自由時間もしっかり確保できる
ただし、条件があります。それは「気合」じゃなくて、仕組みです。
- やることを増やさない
- やり方を固定する
- 親は教えるより管理する
これが揃うと、共働きでも回ります。
この記事では、わが家の実体験をもとに、
- 塾なしでも成績を維持・伸ばせた理由
- 伸び悩んだ時期にやめたこと
- 塾なしが向いている家庭/向いていない家庭の違い
- 共働き家庭が失敗しないためのチェックリスト
をまとめます。
この記事を読めば定期テスト、内申点アップの秘訣を知ることができます。
塾なし中学生はなぜ不安に感じられるのか?
まず、「不安になる理由」をはっきりさせます。理由が分かると、それだけで落ち着きます。
① 周りが塾に通い始めるから
中学生になると、塾に行く子が一気に増えます。
- クラスの半分以上が塾に通っている
- 塾ではなにか特別な方法で成績を上げている気がする
これ、気になりますよね。
そしてこう思う。

塾に行かないと置いていかれるかも・・・
塾に行ってる家庭が多いだけで、出遅れていると思ってしまう。それが不安の正体です。
しっかり家庭学習で教科書の内容を理解していれば定期テストで高得点取を取れるようになります。
反対に塾に通うだけで内容を理解していないと成績は上がりません。また睡眠時間や自由時間がなくなり疲れてる子も多い。

クラスの掲示で「たくさん寝たい!」と書いてる子が多い
目標が「授業中寝ない」と書いている子までいる
授業中寝てしまうと当然内申点が下がってしまいます。寝ないだけでも差が出てしまします。
② 中学生になると成績が数字で突きつけられるから
中学は、結果が見える化されます。
- 点数
- 順位
- 通知表(内申点)
小学生のころの「なんとなくできてる」では通用しません。
だから不安になる。
- 点数が下がったらどうしよう
- 内申点に響いたら怖い
これ、真面目な親ほど思います。
でも実際は
- テストは教科書やワークから出題される(問題がそのまま出ることもあります)
- 学校の宿題や課題にしっかり時間が取れるから評価が上がりやすい
過度に不安になることはありません。
③ 共働きだと見てあげられない不安があるから
共働き家庭って、時間が限られます。

仕事→買い物→夕飯→片付け→お風呂→明日の準備…
その中で「勉強も!」はきつい。
だからこう思ってしまいます。
- 家庭学習だけで大丈夫?
- 分からないところ放置してない?
- 親が教えられないと詰むのでは?
「塾に行かせた方が安心かも…」ってなります。
でも大丈夫。共働きでもしっかり成績を上げることができます。
共働き家庭でも塾なしが成立する条件とは?
結論から言うと、塾なしが成立するかどうかは、子どもの才能より「家庭の仕組み」で決まります。
うまくいく家庭は、共通点が4つあります。
① 勉強内容を「学校教材」に絞っている
塾なし家庭で大事なのは、やることを増やさない。新しい教材を買うのは学校教材をしっかりやり終えてから。
共働き家庭は時間が限られているので、
- 問題集を追加
- 難しい教材に手を出す
- 先取りでごちゃごちゃ
をやるほど回らなくなります。
基本はこれだけでOKです。
- 学校の授業
- 教科書
- 学校ワーク
これに絞ると、定期テストに直結した勉強ができて、提出物の質も上がって内申点にも効きます。
② 勉強のやり方が「固定」されている
塾なしがうまくいく家庭は、迷いません。
- 今日は何する?
- どれからやる?
この時間が少ないんです。
例えばルールはこんな感じ。
- 普段は習っているところのワークをする
- テスト勉強は2週間前からスタート
- ワークを3周する
やり方が固定されると、親が毎日指示しなくても回ります。
共働き家庭には必須です。
③ 親が「教える役」になりすぎていない
「塾なし=親が全部教える」は誤解です。
親がやるのは、基本これだけ。
- 進んでるか確認
- 約束通りやってるか確認
- できてないなら修正
つまり、家庭学習の運用管理です。
子どもも親の言うことを全て聞いてくれることはないと思います。適度な距離感が長く続くコツです。
④ 成績を見て一喜一憂しない
塾なし家庭は、1回のテストで一喜一憂しません。
- 何が原因だった?
- 勉強量?やり方?
- 次はどう直す?
この見直しができると、塾に頼らず軌道修正できます。
450点を取るまでに実践した家庭学習の勉強法
「何をやったの?」って話ですが、すごくシンプルです。
学校ワークを、繰り返しただけ。
① 勉強の中心は学校ワーク「3周」が基本
ワークは1回で終わりません。最低3周が前提です。
- 1周目:理解(授業を思い出しながら)
- 2周目:定着(間違い中心)
- 3周目:スピード(時間を意識)
3周がどうしても無理な場合は1周だけでも完璧にやります。できるようになったら徐々に回数を増やします。
②テスト勉強は2週間前から逆算して進める
ここも固定化します。
- 前半1週間:1〜2周目
- 後半1週間:3周目+弱点だけ
これを毎回同じにすると、「何したらいい?」が消えます。
③親は「教える」より「管理」に徹する
塾なしで大事なのは、親が教えすぎないこと。
やらされている感ががあると自分からやろうとする気持ちが減ってしまいます。
親の役割は、これだけ。
- 勉強時間は確保できてる?
- ワークは予定通り進んでる?
分からないところは、まず
- 教科書・ノートに戻る
- 自分で考える
- それでも無理なら先生や教材に「助けを借りる」
この順番にしています。
成績が伸びなかった時期にやめたこと
塾なし家庭学習を続けていると、不安になる時期が必ずあります。
その時にやめて効果があったものです。
① 新しい教材を次々に増やすのをやめた
点数が伸びないと、こう思いがちです。

点数が伸びないからもっと勉強させなきゃ
別の教材なら伸びるかも
私が高校生の時がそうでした。
そのときにやったことは「やることを増やす」ではなく「やることを減らす」ことでした。
教材を増やして勉強量を増やすと
- 全ての範囲を終わらせることができない
- 勉強量が増えすぎて集中力が切れる
- 全てが中途半端になってしまう
- 夜遅くまで勉強して睡眠不足
- 睡眠不足で授業に集中できなくなる
になりやすい。

私は高1の時、問題集を何冊も買っていました。その時の成績は下位。
学校のワークに絞ったら上位の成績を取れるようになりました。
学校ワークをやり切る。まずはこれだけで十分です。
②親が教えすぎるのをやめた
不安な時ほど、口出ししたくなります。でも教えすぎると、こうなります。
- 子どもが考えない
- 親が疲れる
- 家の空気が悪くなる
だからやめました。
- すぐ答えを言う
- つきっきりで解説する
親は見守るでOKです。たまにアドバイスの方が子どももしっかり聞いてくれます。
③一度のテスト結果で判断するのをやめた
塾なしは、短期で劇的に伸びる方法ではありません。感覚としては効果を感じるのに3ヶ月かかる感じです。ダイエットと同じような感じ。
- 今回どこで間違えた?
- 次はどう直す?
これを続けると、ちゃんと伸びます。
わからない問題が出たときの対処法(塾なしでも詰まない)
ここが一番よく聞かれます。「分からない問題が出たら、結局塾が必要じゃない?」
我が家のおすすめはこの3つ。
① まずは「教科書・ノート」に戻る(最優先)
いちばん効果が高いのはこれです。
- 授業でやった例題
- 教科書の太字の用語をしっかり確認

めんどくさがることが多いので、わからない単元の用語を一緒に確認するだけでOK
ここに戻る習慣がつくと強いです。これで十分です。
②必要なときだけ外部を使う(部分使いでOK)
全部を塾に丸投げしなくても、
- YouTubeの動画解説
- 参考書の解説
- オンライン教材
- 学校の先生に質問(実は最強)
みたいに「ピンポイント」で助けを借りられます。
塾なし家庭学習のメリットとデメリット
ここは正直にいきます。良いこともあるし、限界もあります。
塾なし家庭学習のメリット
① 勉強内容がシンプルになり、迷わなくなる
やることが少ないほど強いです。
- 学校の授業
- 教科書
- 学校ワーク
これに集中できます。
② 定期テスト・内申点対策を同時に進められる
学校ワーク中心は、そのまま
- 定期テスト対策
- 提出物の評価
につながります。塾の宿題と学校の課題が終わらないが起きにくいです。
③ 子どもが「自分で考える時間」が増える
すぐ答えがもらえない分、
- 考える
- 分かる
の経験が増えます。これが強い。
④ 家庭のペースで進められる
部活や体調に合わせて、柔軟に調整できます。共働き家庭にはこの自由度がありがたいです。
一方で感じた限界・注意点
① すべての子どもに合うわけではない
- 家だと集中できない
- 管理が難しい
- 勉強に抵抗が強い
このタイプは、環境づくりや第三者の力が必要なこともあります。
② 親の関わりがゼロにはならない
つきっきりは不要ですが、
- 進み具合の確認
- 環境の調整
は必要です。
塾なしが向いていない家庭の特徴
ここに当てはまるほど、塾なしは難易度が上がります。
① 家庭で勉強する環境がどうしても整わない
- テレビがついてる
- スマホの誘惑が強い
- 勉強場所が決まっていない
- 兄弟で集中できない
環境が勝ちます。ここは工夫が必要です。

② 勉強の管理を完全に子ども任せにしている
「自主性に任せる」と「放置」は別です。
最低限、
- 進んでるか
- 終わってるか
だけは見た方が良いです。
③ すぐに結果を求めてしまう
塾なしは積み上げ型です。
- 1回下がっただけで効果を判断する
- すぐ方法を変える
はブレやすいです。
④ 親子関係が悪化しやすい関わり方になっている
- 毎日小言
- 感情的に叱る
- 家の空気が悪い
こうなるなら、外部の力を借りた方がいいです。
成績より、親子関係が大事です。
共働き家庭が塾なしを選ぶときの注意点【始める前のチェック】
最後に、共働き家庭が失敗しにくくなるチェックをまとめます。
① 勉強の進め方を事前に決めているか
- 何を使う?
- いつからテスト対策する?
- どこまでやればOK?
ここが曖昧だと続きません。


② 親の関わり方を決めすぎていないか
親が潰れるルートはこれ。
- 毎日横に座る
- 全部説明する
共働き家庭は特に、管理はしても教えすぎないが現実的です。
③ 成績が下がったときの対応を想定しているか
成績が一時的に下がるのは普通にあります。
その時に
- 何を見直す?
- どのくらい様子を見る?
- どんなとき外部を使う?
を決めておくと、焦らず動けます。
④ わからないときの選択肢も持っているか
塾以外にも選択肢はあります。
- 動画解説
- 参考書
- 質問できる場所
困ったときどうしたら良いかはっきりしていると塾なしは安定します。
まとめ|共働き家庭でも塾なし中学生は可能?わが家の結論
もう一度まとめます。共働き家庭でも、塾なし中学生は十分可能です。ただし鍵は「気合」ではなく「仕組み」。
- 学校基準に絞る
- やり方を固定する
- 親は教えるより管理
- 一発勝負で判断しない
- 困ったときどうしたら良いかを用意する
これができると、家庭学習は回ります。
この記事が、あなたの家の選択を落ち着いて考える材料になればうれしいです。



